連れカノ12巻発売から結構な時間が経ちました。作者の方は別の本を書いているようで、連れカノの方はもう出ないのかと思っていたので連れカノ13巻が出て良かったです。
以下ネタバレを含みます
4年後の世界
冒頭から4年後の話がぶっこまれてきました。東頭いさなは無事イラストレーターとして成功し、水斗はちゃんと京大に受かっていることが明かされました。良かった良かった。
文化祭
今回は文化祭編ですが、道倉美陽というキャラが出てきます。このキャラもまた水斗Loveで水斗のハーレム物語が着実に進んでいますね。明日葉院も着実に手懐けてる感があるし。明日葉院には3年生編で結女との生徒会百合ラブコメを繰り広げて欲しいので彼女に手を出すのはやめてくれ。
ですが、水斗と結女が付き合ってることを知った道倉美陽は、結女から色々学ぶために生徒会に入ると言っていたので、明日葉院と結女に道倉を突っ込んだ三角関係の生徒会百合ラブコメが見れるということかもしれません。期待です。明日葉院と道倉はどんな関係性になるんだろう
水斗の失敗と凪虎さん
今回水斗は道倉と東頭という2人のクリエイターのマネジメントを並行しましたが色々上手くいかなかった。これは「他にサポートしたい人間ができた時どうすんだ?娘の人生背負う覚悟あるんか?そのうち痛い目見るぞ」という凪虎さんの予言がそのまま形になった展開です。
そして最終盤で、水斗は凪虎さんに挨拶に行きます。今回の失敗を受けちゃんと話をするために。ここで水斗は「東頭には1年前告白され振ったし、他に彼女がいる」という事実を告げます。これに凪虎さん激怒。連れカノを13巻まで読んだ私達は感覚がおかしくなっているので今更な気がしますが、これはおかしいことなんですよ。破天荒キャラの凪虎さんの方が正しいんですよ。まだ作中に出てきてない父親がこの場にいたら水斗は殴られてたことでしょう。まあ凪虎さんが結局殴ったんだけど。
そして、「自分に殺されてでもいさなを幸せにできるか」と聞かれ水斗Yesと答えます。これにブチ切れを加速する凪虎さん。(Noと答えてもそれはそれで殴ってただろ…)
「殺されてでも」は嘘だろと、正直に話せと凪虎さんは言います。
そして「自分は欲深いし、他の人とも一緒に色々やりたい、すまん」という正直な気持ちを口にする水斗。これで一旦凪虎さんには許されました。
この件は水斗が譲れないのでどうしようもない
結局水斗は才能ある子が好きでそれを育てたいという気持ちが強いので東頭だけでは満足できないんでしょう。だけど東頭の才能も捨てたくない。凪虎さんの言うように水斗がやってることは結構クズです。それでも水斗はこの欲望を捨てたくない。
そんな状況での凪虎さんにとっての落とし所が、「水斗が自身のクズさを認めて精一杯頑張る」ということだったんでしょう。かなり現実的な所ですね。
いさな以外と関わるなとか、逆にもういさなとは関わるなとか言わないあたり凪虎さんは常識人。作中のキャラが異常者ばかりなせいか凪虎さんの常識人ポイントはかなり高いと思ってます。
そして次回予告
そして最後由仁さんが妊娠したという報告でこの巻は終わります。このことをきっかけに水斗と結女の関係性が変わったということで、次巻以後も楽しみにしてます。


コメント